LibreOffice 4.4.0がリリースされました。
LibreOfficeのバージョン x.y.0(一番最後が0のバージョン)は、いち早く新機能を試してみたい人用とみなされています。
翻訳も含め、安定感を重視しておられる方はもうしばらく4.3系列をご使用ください。
さて、今回の4.4.0でメニューの未訳箇所があります。
このあたりのスレッド参照
Writer:
「表」-「削除」-「Table」 https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=88235
Calc:
「書式」-「数の書式」-「Time」 https://bugs.documentfoundation.org/show_bug.cgi?id=88250
この4つは後のURLに示したとおり、訳せない文字としてBugzillaに登録されています。
今回これを取り上げたのは、翻訳に参加してくださっている方が、
1. メニューに訳していない文字がある!
2.KeyIDを調べるために言語設定を変更して、LibreOfficeを再起動する
3.未訳の部分にKeyIDが設定されていない! orz
とならないための情報です。
また未訳ではありませんが、4.4.0のCalcでのシート名先頭文字が既定で「シート」となっています。リリースノートにも書かれていますのでご覧ください。
シート名を「Sheet」決め打ちでマクロを組んでいるような方は要注意です。これは4.4.1で戻る予定です。また「オプション」設定から先頭文字を変更して使用することも可能です。
こうしたことは、l10n@global.libreoffice.org や discuss@ja.libreoffice.org のMLで公開されていますので、関心のある方は追ってみてください。