LibreOfficeのバグ登録にFDO Bugzilla が使用されてきましたが、LibreOffice単独で使えるThe Document Foundation が準備したBugzilla が稼働しました。
サイトのURLはこちらです。
これまではProduct を選択しなければなりませんでしたが、(LibreOfficeは「L」から始まるプロダクトでしたので選択にはかなりスクロールする必要がありましたね)、もうこれは必要ありません。
これまで使用されてきた https://bugs.freedesktop.org/ は今後利用されなくなりますので、URLをブックマークされていた方は変更が必要です。こちらのURL(http://bugs.libreoffice.org/ )は新しいサイトへ転送されるようです。
バグの登録や検索が容易にできることは、プロダクトの安定と発展には欠かせない要素です。こうしたところに力を入れられるTDFの現状は、非常に良い体制になっていると言えるのではないでしょうか。
また少し前(1月17日)ですが、登録されているバグについて「未確認」のバグが300を下回った!という情報がMLに流れていました。
現在(2015年1月27日)でも294件となっていますので、日々バグ登録がなされている一方で、それが確認されていることが分かります。
もちろん修正までは、確認されてから後の作業のほうが多いわけで、修正を必要としているバグがこの数だというわけではありません。しかし、ユーザーがバグとして登録したものが放置されているような状況ではないという点が重要です。
5年目を迎えているThe Document Foundation と LibreOffice は前進しています。