ダウンロードはこちらから
http://extensions.services.openoffice.org/ja/project/thousandseparator
拡張機能を通常通りインストールすると、書式設定ツールバーにカンマのボタンが追加されます。必要なセルを選択してこのボタンをクリックすることで桁区切り表記にすることができます。
標準では、正の数、負の数、0については以下の図のような表記になります。

この通りの書式でOKであれば問題ありませんが、小数点以下2位まで表示されるなど、Excelの「桁区切りスタイル」ボタンの動作と幾らか異なっているために「使えない」と思われる方もあるかもしれません。
この拡張機能はOpenOffice.org Basicで作成されていて、わずかな変更でカスタマイズすることができます。以下にその方法を記します。
「ツール」−「マクロ」−「マクロの管理」−「OpenOffice.org Basic」を選択し、「OpenOffice.org Basic マクロ」ダイアログボックスから「マイマクロ」−「NumberFormat」−「ThousandSeparator」を選び、「マクロのある場所」で「AddThousandSeparator」を選択して、「編集」をクリックします。
以下のようなIDEでコードが表示されます。

このコードの中の
oSelect.NumberFormat = getNumberFormat(oDoc, "#,##0.00;(#,##0.00);-#")
を
oSelect.NumberFormat = getNumberFormat(oDoc, "#,##0;[RED]-#,##0")
に変更すると、Excelと同じ動作になります。このダブルコーテーションで囲まれている書式が適用されますので、ユーザーごとによく使う書式を登録することもできます。
カスタマイズしたあとの動作

ぜひ使ってみてください。
なお、拡張機能をカスタマイズすると、バージョンアップの際に変更点が元に戻ることがありますので、更新の通知が出たときには注意してください。
嬉しい情報ありがとうございます。
三桁区切りが何度やっても戻ってしまう。その都度セルの書式設定→三桁区切りをする始末です。
如何したら良いのでしょうか。