2013年12月07日

FILTERXML関数を30分で修正!

LibreOffice 4.2.0 Beta2 がリリースされました。
http://ja.libreoffice.org/download/pre-releases/

テストをよろしくお願いします。^^)

4.2.0の新機能でWEBSERVICE関数とFILTERXML関数があります。
この2つの関数を使って、郵便番号から住所をWebサービスを使って取得することができます。

たとえばこんな感じです。
=FILTERXML(WEBSERVICE("http://zip.cgis.biz/xml/zip.php?zn=1000013"),"/ZIP_result/ADDRESS_value/value[@state]/@state")

このような式をセルに指定しますと、郵便番号:100-0013の都道府県名:東京都が取得されるというものです。

これは便利に使えそうな機能と思ってbeta1から試してみたのですが、どうも日本語の結果が正しく表示されずに文字化けしてしまっていました。beta2も同じでした。

それでサンプルファイルを添えてBugzillaに報告したのですが、何と起票した30分後にパッチを上げて修正してくださいました。
https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=72427

ASCII文字しか扱えない仕様をUTF-8に変更してくださったようです。
http://cgit.freedesktop.org/libreoffice/core/commit/?id=62174f6a8d4c191d67b7952d851a06b84a2b02be

しかし30分で修正とは驚きました。

オープンソースのバグ登録(報告)の大切さを実感した経験でした。

タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice
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