2010年08月11日

OpenOffice.org 3.3 新機能−全般 作業ペインがWriterやCalcでも利用可能に

OpenOffice.org 3.3ではImpressで使われていた作業ペイン(Task Pane)がWriterやCalcでも利用できるようになりました。

今後この領域がどのように使われるようになっていくかが楽しみですが、現在のところ「Watching Window」というhanyaさんが作られた拡張機能をインストールすると、この領域の良さが分かると思います。

まず、Calcの画面で作業パネルを表示させてみましょう。メニューの「表示」−「Task Pane」(たぶん翻訳がなされれば「作業ペイン」となると思われる)とすると作業パネルが表示されます。
ただし、この作業ペインを使用する機能がないと、このメニュー項目は表れません。

拡張機能「Watching Window」をインストールして、表示させたところを以下の図に示します。
拡張機能はこちらからダウンロード出来ます。
http://extensions.services.openoffice.org/ja/project/watchingwindow

New_Feature_3.3_All08.jpg

この拡張機能は、設定したセルの内容(値や数式など)を表示させる機能です。図にもあるように、「Sheet2」を編集しているときに「Sheet1」のセルの内容を参照することができます。

3.2.1までのバージョンでは、「Watch Window」という拡張機能がこれに該当する機能を提供しています。しかしこの作業ペインを利用することでウィンドウ上を邪魔することなく表示できるようになっています。

この新しい領域としての作業ペインの利用方法については、
http://wiki.services.openoffice.org/w/index.php?title=Framework/Article/Tool_Panels
が参考になるかもしれません。

今後この領域がどのように使われていくか楽しみです。
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2010年08月10日

OpenOffice.org 3.3 新機能−全般 スタートセンターから最近使用したドキュメントへ

OpenOffice.org 3.3の新機能の紹介です。
今回は新機能というか、改良というか、ちょっとした変更です。

スタートセンターの「ドキュメントを開く」のボタンの右にリストを表示させる矢印がつけられました。

New_Feature_3.3_All06.jpg

最近使用したドキュメントの一覧が表示されます。
「ファイル」メニューからもアクセスすることができますが、クリック数が少なくてすみます^^)

スタートセンターを愛用しておられる方はちょっと便利になったのではないでしょうか。
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OpenOffice.org 3.3 新機能−Impress スライドレイアウトの選択がシンプルに

OpenOffice.org 3.3の新機能を紹介しています。Impressのスライドレイアウトの数が少なくなって選択がシンプルになっています。

3.3で作業パネルに表示される「レイアウト」は以前のものより数が少なくなっています。
(下図右の赤枠)

その理由は、これまではグラフを挿入するレイアウトと画像を挿入するレイアウトは、形としては同じレイアウトでも別のレイアウトとして表示されていました。

しかし今回からはグラフでもムービーでも画像でも形として同じレイアウトであれば一つのものとして表示されています。
その代わりに挿入されたオブジェクトを挿入する枠の中央に4つのアイコンが表示されます。
(下図中央の赤枠)

New_Feature_3.3_Impress5.jpg


各アイコンはそれぞれ4つのオブジェクトを挿入するためのボタンとなっています。

New_Feature_3.3_Impress6.png

ムービーや表もここから挿入することができます。

レイアウトの選択肢がシンプルになったことで、一層プレゼンテーションの中身に集中することができるでしょう。
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2010年08月09日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Impress プレゼンテーションツールバーの改善

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。今回はプレゼンテーションツールのImpressの機能についてです。

Impressに既に備わっているツールバーの「プレゼンテーション」ツールバーが改良されて、スライドの挿入やレイアウトの変更がスムーズに行えるようになっています。

New_Feature_3.3_Impress0.jpg
「プレゼンテーション」ツールバー

3.2.1以前のツールバーと見た目はほとんど変わっていませんが、「スライド」ボタンと「スライドレイアウト」ボタンにリストを表示する矢印がつけられているのが特徴です。

「スライド」ボタンのリストを展開すると以下のようになります。

New_Feature_3.3_Impress1.jpg

これまでは「スライド」ボタンは現在編集しているスライドを複製するボタンでしたが、このリストを使って適当なレイアウトのスライドを挿入することができるようになります。

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2010年08月07日

OpenOffice.org 3.3 新機能−グラフ グラフのデフォルト設定の変更その3

OpenOffice.org 3.3でのグラフのデフォルト設定の変更についてもう一つ紹介します。

グラフの各要素(メインタイトル・項目軸ラベル・グラフの壁面など)のデフォルトの設定では外枠線が「透明」で指定されています。
これを「実線」などに変更して、外枠線を利用しておられる方もあると思います。

この各要素の外枠線の角の形状が「なし」から「丸」に変更されています。以下の図で何が変わっているのか確認してください。

New_Feature_3.3_Chart12.png

この変更はこれまで外枠線をかなり太い設定にしたことのある方にとってはうれしい変更と言えるでしょう。3.2.1までの設定では外枠線が太くなると大変見栄えが悪くなっていたからです。
こんな感じでした。

New_Feature_3.3_Chart13.png

3.3ではこの角の形状が自動的に「丸」に変更されますが、今のところ「角の形状」をユーザーが調整することはできないようです。

多分以前の設定に戻したいという方はないと思いますが…^^)
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2010年08月06日

OpenOffice.org 3.3 新機能−グラフ グラフのデフォルト設定の変更その2

引き続きグラフのデフォルト設定の変更について紹介します。

3Dグラフに関する設定の変更が3つあります。
1.グラフウィザードで3Dルックのデフォルトが「シンプル」から「写実」に変更
2.照明の設定が変更されグラフが明るくなる
3.3Dグラフの床面がフラットになる


下の図から3.2.1と3.3のデフォルトがどのように変わったか見ていただけます。

New_Feature_3.3_Chart11.png

床面がフラット表示になっているのは少しわかりにくいかもしれません。3.2.1では少し立体的に表示されていました。

グラフが明るく表示されるのは好印象ですね。自分でも照明設定は変更できるわけですが、調整なしでこの程度の明るさで表示されると手間が省けて助かります。

照明のデフォルト設定は下のように変更されています。

New_Feature_3.3_Chart10.png
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2010年08月05日

OpenOffice.org 3.3 新機能−グラフ グラフのデフォルト設定の変更その1

OpenOffice.org 3.3の新機能を紹介しています。今回は全く新しい機能というわけではありませんが、グラフウィザードを使って作成されるグラフのデフォルト設定が変更されている点を取り上げます。

幾つかありますが、今回はその4つを取り上げます。
1.グラフのデフォルトサイズが9cm×16cmに変更
2.凡例や項目軸ラベルのデフォルトフォントサイズが10ptに変更
3.線グラフの線の太さが0.08cmに変更
4.データポイントの黒枠がなくなる

以下に変更されたグラフの一例を挙げます。

New_Feature_3.3_Chart6.png

グラフのデフォルトのサイズはこれまで7cm×8cmでした。大きくかつ横幅が広いグラフが作成されるようになります。

フォントサイズの変更はグラフの大きさの拡大と共に見やすい大きさに変更されています。

1-3の変更については、各要素のプロパティーを調整することでこれまでと同じグラフに変更することもできます。しかし、データポイントに以前と同じような黒枠を表示させたい場合は、黒枠の画像データを用意する必要がありそうです。

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2010年08月04日

OpenOffice.org 3.3 新機能−グラフ 階層的な軸ラベルを使用できるようになる

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。昨日に続いてグラフにおける新機能です。

項目軸のラベルに複数の列を割り当て階層的に表示することが可能になりました。
たとえば、以下のような表をグラフに表すことができるようになりました。

New_Feature_3.3_Chart4.jpg

グラフにすると以下のようになります。

New_Feature_3.3_Chart5.jpg

この例では3列を項目軸のラベルに割り当てています。階層的にラベルを表示できるようになっていることがおわかりだと思います。

この範囲を調整するには、グラフウィザードのSTEP3で行なうことができます。
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2010年08月03日

OpenOffice.org 3.3 新機能−グラフ グラフで図形描画のオブジェクトを利用できる

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。今回はグラフ関連の新機能についてです。

3.3からグラフで図形描画オブジェクトを利用できるようになりました。

New_Feature_3.3_Chart1.jpg

このように、グラフの編集モードでも図形描画のツールバーを利用することが可能で、線・テキストボックス・フリーハンドの線など望みのオブジェクトを利用することができます。

これまでも、グラフに重ねて矢印などのオブジェクトを貼り付けることはできましたが、その場合グラフの大きさを変更したり場所を移動したりするときに、グループ化していないとそれぞれを変更する必要がありましたし、グループ化していてもズレが生じることもありました。

今回の新機能により、グラフへの書き込みが容易になったと言えるでしょう。

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2010年07月28日

OpenOffice.org 3.3 新機能−全般 印刷用のダイアログが変更される

OpenOffice.org 3.3の新機能の紹介です。

「ファイル」−「印刷」で開く、印刷ダイアログボックスが大幅に変更されています。
これはWriter・Calc・Impress・Draw共通の変更です。ここではCalcの印刷ダイアログを紹介します。

New_Feature_3.3_All04.jpg

分かりやすい変更点としては、印刷プレビューが表示されるところです。
特にCalcの場合、複数のシートが存在する場合特定のシートの特定のページだけを指定するのは割と面倒でした。(印刷したいページが何ページかをドキュメント全体から数えなければいけなかったからです)

今回はプレビューが表示され、各シートごとにページ数を指定することができるので特定のページだけを印刷するときにとても便利になっています。

さらに「ページレイアウト」を指定することができます。続きを読む
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2010年07月23日

OpenOffice.org 3.3 新機能−全般 アイコンの形状の選択肢が増える

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。

OpenOffice.orgはこれまでいくつかの6種類のアイコンのセットを用意していましたが、3.3ではさらに「oxygen」と呼ばれるアイコンのセットが追加されました。
翻訳MLではこの「oxygen」を何と訳すか話題に上っていました。

アイコンは以下のような感じのものです。

New_Feature_3.3_All02.jpg

これまであった「クリスタル」とよく似た感じになっています。

設定は「ツール」-「オプション」で開く「オプション」ダイアログで、「OpenOffice.org」−「表示」の「アイコンのサイズの形状」から変更できます。
New_Feature_3.3_All01.jpg

あまり特筆すべきものはないなぁと思ったのですが、
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2010年07月22日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc フィルタのデータ選択機能の強化

オートフィルタや標準フィルタなどCalcでフィルタを使用するときに、フィルタをかけるデータの範囲を指定する必要があります。ただし、空白の行と列で囲まれているデータ内のひとつのセルにカーソルがある場合は、その囲まれている範囲をデータ範囲として自動認識してくれます。

これまでそのデータの途中からフィルタをかけたい場合、その範囲を最初に選択する必要がありましたが、3.3からは複数のセルが選択されている状態でフィルタをかけようとすると、その選択行以下のデータを自動認識してフィルタ対象になります。また行選択している場合は、その行を含めるかどうかを選択した後その行以下のデータがフィルタ対象になります。

たとえば、これまで下の図のように「0020」以降の「男」をフィルタで抽出したい場合、A24からH44までを選択する必要がありました。

New_Feature_3.3_Calc34.jpg


同じことをOpenOffice.org 3.3 Calcで行なう場合、データ範囲を選択しなくても24行を行選択するとそれ以降のデータはフィルタの対象になります。

New_Feature_3.3_Calc35.jpg

行選択してオートフィルタを選ぶと、下のようなメッセージが出ます。続きを読む
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2010年07月21日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc HTMLインポートオプションダイアログ

CalcでHTMLファイルを読み込むと、ページ内の表が取り込まれます。Webページの統計表などを取り込むときには便利な機能です。
OpenOffice.orgの開くから「すべてのファイル」を指定してHTMLファイルを読み込むとWriterで取り込まれます。しかし、「HTMLドキュメント(OpenOffice.org Calc)(*.html;*.htm)」を指定して読み込むとCalcでファイルを読み込むことができます。

New_Feature_3.3_Calc33.jpg

また右クリックで「プログラムから開く」−「OpenOffice.org Calc」やCalcが開いている状態でHTMLファイルをドラックアンドドロップでも同様の動作になります。

このようにHTMLファイルをCalcで読み込む時に、OpenOffice.org 3.3からはインポートのオプションを設定するダイアログが表示されます。

New_Feature_3.3_Calc31.jpg


このオプションの動作を確認するために以下のようなHTMLファイルを用意しました。

New_Feature_3.3_Calc27.jpg

このファイルをOpenOffice.org 3.2.1 Calcで読み込むと以下のようになります。

New_Feature_3.3_Calc28.jpg

解釈できる範囲で数値として読み込もうとしていることが分かります。カンマの小数点は、千桁区切りのカンマと認識していますし、2010年7月22日は2022年7月10日と認識されています。

オプションを活用しながら3.3で読み込んでみると以下のような結果になります。
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2010年07月20日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc テキストファイルのインポート機能大幅強化

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。
CSVファイルをインポートする時の機能が大幅に強化されました。書式を設定したセルの数値をCSVにエクスポートした時、引用符とともにテキストと認識されて保存されているデータがよくあります。こうしたデータをを数値として認識出来るようになっています。また異なる言語で作成されたデータを利用する際にさらに威力を発揮する機能強化がなされています。

これまでの機能から追加されたのは3つの点です。
1.インポートするファイルの言語を指定することができる
2.引用符で囲まれた数字を数値として認識させる
3.特殊な数字(時刻や日付等)について変換して認識させる

ダイアログは以下のようになっています。(いつものように正式版ではメッセージは日本語に訳されている予定です)

New_Feature_3.3_Calc19.jpg

それぞれの機能についてもう少し詳しく見ていきましょう。続きを読む
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2010年07月19日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc  シートに対するイベントの割り当て

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。

Calcの各シートについて、7つのイベントにマクロを割り当てることができるようなりました。
7つのイベントは以下ようになっています。

* シートがアクティブになった
* シートがアクティブでなくなった
* 選択範囲が変更された
* ダブルクリックした
* 右クリックした
* 計算式を計算した
* 内容が変更された


Excelの場合シートに対するイベントは上記の7つに加えて
* FollowHyperlink
* PivotTableUpdate

があります。続きを読む
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2010年07月18日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc 最大行数が1048576行に

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。

3.3ではGo-OOでは実現されていた、Calcで最大1048576行の行数が実現します。

New_Feature_3.3_Calc15.jpg

これまでが65536行でしたから16倍の行数を扱えることになります。

これでExcel2007の扱える行数が1048576行ですので、行数についてはすべてのデータが取り込めることになります。
列数はOpenOffice.org Calcは1024列、Excel2007は16384列と扱える列数は異なります。

Go-OOについては
http://go-oo.org/
を御覧ください。
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2010年07月17日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc シートのタブに色をつけられるようになった

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。

シート名が表示されるタブに色をつけることができるようになりました。
選択されているシートの色はシート名の下にアンダーラインとして表示されます。(下図では、sheet1の下に赤いラインが見えると思います)

New_Feature_3.3_Calc13.jpg

色をつけるのは、シート名の部分で右クリックしてコンテキストメニューを表示させ「Tab Color」を選択するとカラーパレットが表示されます。そこで色を指定することができます。

New_Feature_3.3_Calc14.jpg

「Tab Color」は「タブの色」と翻訳されるのでしょうか。
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2010年07月16日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc 数値の桁数の自動調整

OpenOffice.org 3.3 新機能の紹介です。

Calcのセルのの書式で「数字」の「標準」を選択しているときに、列幅にあわせて小数点以下の位が自動調整されるようになりました。

これまでセルの書式の「数字」の「標準」を選択している場合、小数点以下は2桁に自動的に修正されて表記されていました。(この桁数はオプションから変更することは可能でしたが)そしてその数の表記できる幅より列幅が狭くなったとき「###」となっていました。

New_Feature_3.3_Calc10.jpg

3.3ではセルのの書式で「数字」の「標準」を選択した場合、小数点以下は最大8桁まで、整数部とあわせて15桁までで自動に表記方法が調整されます。
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2010年07月14日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Framework 検索ツールバー

OpenOffice.org 3.3の新機能紹介です。

OpenOffice.org 3.3をインストールすると(現在はDeveloperバージョンのため3.3はまだありませんが)、おそらく最初に目に留まるのは「検索ツールバー」でしょう。
WriterやCalcを開くと検索文字を入力できるテキストボックスと上矢印・下矢印のアイコンのボタンが表示されます。(下図) ImpressとDrawはデフォルトではこのツールバーは表示されていませんが、「表示」−「ツールバー」から表示させることができます。

New_Feature_3.3_Writer1.jpg

検索文字をテキストボックスに入力して、Enterキーか下矢印ボタンでドキュメント内の文字列を現在のカーソルのある場所から下へ検索していきます。上に検索の場合はShift+Enterもしくは上矢印ボタンです。

Writerでは検索文字がハイライトされます。Calcでは検索文字の存在するセルが太く囲まれます。
カタカナの半角と全角、アルファベットの大文字と小文字の区別はされないようです。

ImpressやDrawでは、
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2010年07月13日

OpenOffice.org 3.3 新機能−Calc データパイロット2

データパイロットの機能強化として、集計結果のアイテムの表示・非表示また並べ替えのポップアップウィンドウが表示されるようになりました。

New_Feature_3.3_Calc3.jpg

上の画像のように、「順序リスト」による並べ替えもできますので、昇順・降順の並べ替えだけでは望みの順序が得られないような場合はこれを利用してみるとさらに快適になりそうです。

このウィンドウの下にあるボタンで、選択したアイテム以外の表示、また選択したアイテムだけを表示をワンクリックでできます。
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