2013年11月01日

山形県のMicrosoft Office再評価について

「山形県のMicrosoft Office再評価は『OpenOffice.orgからの逆戻り』ではない」という記事がITproで公開されました。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20131023/513262/?ST=oss

9月4日に発表されたMicrosoftの発表に関する検証記事です。
併用していくという事ですね。

9月4日の発表文
「業務の効率化に貢献するソフトウェアとして Microsoft Office を再評価。2014 年度中に全庁的に導入を実施」
http://www.microsoft.com/ja-jp/casestudies/pref.yamagata.aspx

当ブログ記事
徳島県はLibreを山形県はMSを選ぶ
http://openoffice.sblo.jp/article/74464219.html


ちょうどこんな記事が公開されました。
OSSオフィスソフト導入成功のポイント
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20131025/513857/?ST=oss

この中にも「必要な人にはMicrosoft Office利用を認める」というポイントが挙げられています。

タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 18:54| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年10月18日

LibreOffice 4.1.3ではマスタードキュメントでキャプションは消えない

前回、「図形描画のオブジェクトのキャプションはマスタードキュメントでは正しく表示されない」という内容のエントリーを書いたわけですが、LibreOffice 4.1.3のRC1が出たのでテストすべくインストールして、このマスタードキュメントを読み込むと、キャプションが問題なく表示されました。(なんと!)
そして元のodtファイルで、余白にはみ出している画像などがない場合は、かなりの精度で正しく読み込まれるようです。
BugZillaで検索したのですが、今回のバージョンで該当するような修正はされていないように見えます・・・。
もしかするとみなさんの所では、キャプションが消えるような現象はこれまでも見られていなかったのかもしれませんね。

「画像」や「枠」の位置指定
もう少しマスタードキュメントを操作してみましたが、「スタイル」がどのように適用されるかをよく分かっている必要がありそうです。
たとえば、画像にキャプションを入れると、「枠」の中に画像が入り、画像は「枠」にアンカーされます。そして「枠」ダイアログで、折り返しや用紙の中の位置を指定できます。そしてこの枠の位置については、枠をドラッグすると自動的に変更されます。

用紙の右に揃えて画像を配置する時は、「画像」または「枠」のダイアログで「種類」タブの「位置」で「横」の設定を「右」にすると余白との境界を基準にして右揃えで配置されます。

Screenshot_from_2013-10-18 21:29:01.png

ただし、設定したあとにマウスで「画像」や「枠」を移動させると、ここが「左」に変わって、左からの位置が数値で自動的に入ります。「枠」のスタイルの扱い方は難しいですね。

マスタードキュメントとスタイル
また、マスタードキュメントに挿入するドキュメントに設定している「スタイル」(段落、文字、ページなど)の名前の扱いも注意する必要があります。マスタードキュメントに設定されている「スタイル」と同じ名前のスタイルは挿入するドキュメントから上書きされません。しかし、マスタードキュメントにないスタイル名の「スタイル」は読み込まれて適用されます。

この特性を考慮して、マスタードキュメントのスタイルの設定をしたり、元の挿入するドキュメントのスタイル名を指定したりする必要があります。ここがドキュメント作成者の意図通りに設定されていると、マスタードキュメントは十分に仕える機能だと思います。
posted by matuaki at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年10月16日

マスタードキュメントで画像のキャプションが消える原因

「はじめてのLibreOffice」や「今さら人に聞けない MS『Office2013』の常識」という書籍を書かせていただきましたが、いずれもLibreOffice Writerで原稿を作成しました。

流れとしては、

1.Writerで見出し、本文、番号付けなどのスタイル作成
2.Writerでテキストの入力
3.Drawでキャプチャ画像の編集
4.Drawで編集した画像をWriterに貼り付け
5.各章(または章を分割して30-40ページほどを1ファイル)をPDFファイルに出力
6.pdftkコマンドで各PDFファイルを結合
7.このPDFファイルと分割して作成したODFファイルを入稿

というような感じでした。

LibreOffice使いとしては、各章のドキュメントをマスタードキュメントで結合して最終編集を行ない、PDFファイルに出力する方法を取りたかったのですが、画像のレイアウトが崩れてうまくいきませんでした。主に問題になったのが画像につけていたキャプションが、マスタードキュメントに読み込むと画像の後ろに隠れて見えなくなってしまうという現象でした。

WriterもWordのようにページ数が増加すると画像のレイアウトが崩れるという特性があるのかとも思いましたが、簡単にあきらめたくないのでこのあたりを検証してみました。(以前問題なく使った記憶があったので・・・)

結論から述べますと、キャプションの問題は挿入した画像が「グラフィック」と認識されているか「オブジェクト」と認識されているかによって変わってくるという点がポイントのようです。

次に執筆する機会があれば、このあたりを駆使してマスタードキュメントで大型ドキュメントを管理したいですね。続きを読む
タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

LibreOfficeの「外部ツールでの編集」でGIMPを使う

Writer、Calc、Impress、Drawで挿入した画像(jpgやpngなど)を右クリックすると「外部ツールでの編集」というメニューを見つけられます。
これをクリックしても「画像ビュアー」が開くだけです(Windowsの場合は、「フォト ビュアー」が開くと思います)。これでは編集ができない、なんとかGIMPで開く方法はないのかと・・・。

ついに(少し大げさですが)GIMPで編集してLibreOfficeに挿入する方法を見出しました。といっても特別に難しい方法ではなく、ただ画像ビュアーの使い方を十分に知らなかっただけなのですが。以下の方法でGIMPで画像を好きなように編集できました。

1.グラフィックを右クリックして「外部ツールでの編集」をクリック

Screenshot_from_2013-10-16 14:48:39.png

2.「画像ビュアー」の「ファイル」メニューの「次で開く」-「GIMP 画像エディター」を選択
(Windowsでは「フォト ビュアー」に「開く」メニューがありそこから画像編集ソフトを選択できる)
Screenshot_from_2013-10-16 15:01:27.png
続きを読む
タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年10月08日

「月間かうんとだうん窓の杜」9月はLibreOffice5位に復活

「月間かうんとだうん窓の杜」で9月のオフィス部門にLibreOfficeは5位でランキング圏内に再度登場。先月は6位だったようですね。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/countdown/20130930_617473.html

またいつものようにグラフを作成してみました。

Chart-MadonoMori.png

Apache OpenOfficeもダウンロード数を上げていて、LibreOfficeのダウンロード数の4.1倍くらいになっています。Apache OpenOffice 4.0.1は9月29日にリリース、LibreOfficeは10月4日に4.1.2がリリースされました。
どちらも10月のダウンロード数を伸ばしてくるのか注目です。
posted by matuaki at 17:49| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年10月07日

LibreOffice 4.1.2 リリース!

LibreOffice 4.1.2 が10月4日にリリースされました。
バグが修正され、さまざまなファイル形式の相互運用性機能が改善しているようです。

ダウンロードはこちらから
http://ja.libreoffice.org/download/

リリースアナウンスはこちら
http://listarchives.libreoffice.org/ja/announce/msg00118.html

リリースノートはこちら
http://ja.libreoffice.org/download/release-notes/

今回のリリースでは当初の予定より1週間リリースが遅くなりました。
こちらを見てみますと計画では「39週, 2013/9/23 - 9/29」となっていましたが、実際にはこちらのように「Week 40 , Sep 30, 2013 - Oct 6, 2013」となりました。

理由はrc2で見つかったバグの修正がなされたということです。
rc2を使っていてわたしも遭遇したバグだったのですが、Calcで「書式のコピー」をして別のセルに「書式の貼り付け」をするとデータが消えるというものでした。
https://bugs.freedesktop.org/show_bug.cgi?id=69450

bugzillaでwatchしていたのですが、リリースを1週間遅らせて修正されたものがリリースされることになりました。

LibreOfficeはタイムラインリリースを採用して、これまで計画通りの日程でリリースされてきました。しかし今回の例で、計画通りにリリースすることと重大なバグを修正することとのバランスがどのようになっているのかを見ることができました。そして品質確保のためにrc1やrc2を使ってテストすることの意義も再確認できました。

個人的には今回のリリースは興味深いものでした。
タグ:LibreOffice
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Impressのリモートコントロール

プレゼンテーションの際にリモートコントロールできるコクヨの「黒曜石」がLibreOfficeでも使えるようです。

R SATO Weblog
コクヨの黒曜石レビュー:いろいろなソフトで使ってみた


商品の説明はこちら
http://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/fp/


Androidのスマホがあれば、「LibreOffice Impressリモート」というアプリで同じように遠隔操作ができるようです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=org.libreoffice.impressremote&hl=ja

Impressリモートの設定の仕方はこちらから
https://wiki.documentfoundation.org/Development/Impress/RemoteHowTo
タグ:LibreOffice
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2013年09月28日

PyCharmでLibreOfficeのマクロ作成(環境設定)

昨日のエントリーでPyCharmをインストールしたことを書きましたが、今日はLibreOfficeのマクロ作成のための設定を書きたいと思います。

OpenOfficeやLibreOfficeのマクロ作成にPythonの開発環境を使用するということについては、以下の2つのページは欠かせないページです。
http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/pukiwiki.php?OOoPython/IDE
http://openoffice3.web.fc2.com/Python_Macro_IDE.html
(今回もお世話になりました。感謝。)

これらのページではEclipseやNetBeansを使ってデバッグできる環境を作る方法が書かれています。そこでせっかくオープンソース版が出たという事なので、同じ事をPyCharmでやってしまおうというのがこのエントリーです。
結論から言うと、意外と簡単に設定できたという印象です。
新規プロジェクト作成
新規プロジェクトを作成するときに、以下の設定を行います。(LibreOffice4.1.xの場合)

1.プロジェクトのディレクトリの指定
~/.config/libreoffice/4/user/Scripts/python

2.Pythonのインタプリターの指定
/opt/libreoffice4.1/program/python

こんな感じです…。
PyCharm5.png

unopy.pyとtest.pyの作成
この設定で作成したプロジェクトに以下のページにあるunopy.pyとtest.pyを作成します。
unopy.py
http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/pukiwiki.php?OOoPython/IDE#d9d5e5fd
test.py
http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/pukiwiki.php?OOoPython/IDE#k0512e7b
(test.pyはインデントを整形しないとエラーになります)

LibreOfficeの起動
そして、LibreOfficeを以下のオプションを付けて起動します。
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posted by matuaki at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年09月27日

PyCharmというPythonの開発環境 オープンソース版

sourceforge.jp_magazineを見ていましたら、「Python向けIDEの「PyCharm」、オープンソース版が公開される」という記事を発見しました。
http://sourceforge.jp/magazine/13/09/26/153000

「PyCharm」というIDEは今回初めて知ったのですが、結構高機能なIDEのようですね。以前から試用版を使ったり有償のソフトを利用しておられた方にとっては、ビックニュースなのかもしれません。
こんな記事も参照
Pythonコミュニティに無償のPython IDE、PyCharm 3.0をお届けします!

LibreOfficeやOpenOfficeではPythonでマクロを作れるという事で、以前からPythonという言語が気になっていたのですが、この機会にインストールしてみました。

インストール
インストールといってもUbuntuの場合、ダウンロードしたファイルを解凍するとそのまま使えました。ダウンロードはこちらのページから。
http://www.jetbrains.com/pycharm/download/

今回は「Community Edition」の方をダウンロードさせていただきました。
PyCharm1.png

どこに解凍してもいいのですが、ダウンロードしたフォルダで以下のコマンドで/opt以下に配置しました。
$sudo tar -xvzof pycharm-community-3.0.tar -C /opt


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posted by matuaki at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年09月09日

徳島県はLibreを山形県はMSを選ぶ

LibreOffice・OpenOffice関連の話題の一つはOpenOffice.orgからの移行についてのニュースです。

徳島県庁がOpenOffice.orgからLibreOfficeに移行へ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20130830/501303/

山形県がOpenOffice.orgからMS Officeへ再移行
http://www.nikkeibp.co.jp/article/news/20130904/363855/

いずれもOpenOffice.orgを利用していて移行を決定したというものです。徳島県はLibreOfficeに、山形県はMS Officeへの移行です。

これらの移行について共通点はOpenOffice.orgからApache OpenOfficeへの移行ではなかったという事です。そして上記のニュースを見る限りでは、移行を決定した理由に2つの共通点があります。
■バージョンアップ(ロードマップ)について
■MS Officeとの互換性について

どちらも2011年にOpenOffice.orgを導入されているのですが、この2011年からの2年間はOpenOffice.orgにとっては最も悪い時期であったことを指摘しておかなければならないでしょう。それ以前のどの時期よりも開発が滞っていた時期でした。それで不明確なロードマップといったことが問題になっているのでしょう。開発が滞った時に導入をスタートし、新たに4.0をリリースしたタイミングで移行を決定というのは残念な点です。

山形県ではどんなドキュメントの互換性に問題があったのかはわかりませんが、LibreOfficeはOpenOffice.orgより確実にMS Officeのファイルとの互換性が向上しています。徳島県と同じようにLibreOfficeが移行検討の対象になっていれば移行先は異なっていたかもしれませんね。

山形県がOpenOffice.orgを導入した時のニュースを見ていると移行に伴う費用節減には触れていないという点は興味深いと思いました。そして今回のMS Officeの導入費用についてもコメントはありません。一方徳島県は1億円の経費削減を表明しています。

山形県に関する記事はこちらに一覧があります。


すでにOpenOffice.orgは終了しています。Apache OpenOffice、LibreOffice、MS Officeなど、いずれ移行する必要があります。自治体や企業でOpenOffice.orgを導入しておられたところでどのような移行が行なわれるのか今後の動向に注意を向けていきたいと思います。
posted by matuaki at 16:59| Comment(3) | TrackBack(0) | LibreOffice

LibreOfficeの開発者がSUSEからCollabora Productivityへ移籍

LibreOffice関連の最近の大きなニュースは、SUSEでLibreOfficeの開発を行なっておられた方々がCollaboraという会社へ移籍されたというものです。

Colabora社のプレスリリース(英語)
http://www.collabora.com/press/2013/09/collabora-productivity-targets-a-marketplace-of-one-billion-desktops.html

LibreOffice 貢献者が SUSE から Collabora Productivity に移籍 ― LibreOffice のビジネスチャンス拡大を目指す

SUSEのLibreOfficeチームがCollaboraに移籍し、サポートサービス開始へ

Collaboraという会社は英国のオープンソースソフトウェアのサポートを行なっている企業のようです。
Collaboraに開発者が移籍することでLibreOfficeのL3サポート(コードベースの有償サポート)をこれまでより容易に受けられるようになると期待されています。日本でもこうしたサポートをする会社が出てくると企業や自治体でもLibreOfficeがもっと使われていくようになるんでしょうね。

関連のページとしては以下のようなものがあります。(英語)
Watch out Microsoft, Collabora is bringing value added LibreOffice

http://www.eweek.com/enterprise-apps/open-source-libreoffice-gets-commercial-support.html

Suse drops LibreOffice -- and helps Collabora pick it up
タグ:LibreOffice
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2013年09月08日

「月間かうんとだうん窓の杜」8月、LibreOfficeは圏外

「月間かうんとだうん窓の杜」8月のオフィス部門でLibreOfficeは圏外でダウンロード数はわかりませんでした。
http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/countdown/20130826_612666.html

最近の推移はこちらのグラフで。
Chart-MadonoMori.png

Apache OpenOfficeやLibreOfficeは新しいバージョンが出ると「更新できます」のメッセージが出るので、ミラーサイトから直接ダウンロードすることが多くなる影響もあるかもしれませんが、久しぶりに7月後半にバージョンアップしたApache OpenOfficeのダウンロード数が下がっているのはちょっと気になりますね。
バージョンアップはミラーサイトからほとんどダウンロードされて、新規インストールが少なくなっているということでしょうか。

まぁ、LibreOfficeもオフィス部門の「CubePDF」のダウンロード数10667よりは間違いなく少ないので減っているんですが。

「夏休み」とか関係あるんですかね?
posted by matuaki at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年07月30日

「かうんとだうん窓の杜」週間ランキングで、ついにLibreOfficeランクイン

「かうんとだうん窓の杜」の「7月第4週 13/07/22 - 13/07/28」で「無償オフィス統合環境「LibreOffice」が27位へ上昇」

http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/countdown/20130729_609517.html

これまで週間ランキングでは(30位まで表示される)圏外であったLibreOfficeがついに27位にランクインしました。先週の時点では54位だったようです。
Apache OpenOfficeとはまだダウンロード数で開きがありますが、LibreOfficeも少しずつ浸透しているようでうれしいですね。

先週の後半(7月26日)に4.1.0のリリースの発表がされていますので、今週のダウンロード数も気になるところです。ただ27位という微妙な位置なので他のソフトとの相対性でランク外になってしまうとその数を知ることができないかもしれません。

月間ランキングについてはグラフにしてみました。
Chart-MadonoMori.png

LibreOfficeの2月と3月はランキングの圏外でしたのでデータがありませんでした。
このグラフからするとApache OpenOfficeとLibreOfficeはダウンロード数でかなりの差があることが分かります。ただ、4月の時点では約5倍の差であったのが、7月では4倍になっているのでその差が縮まる傾向にあるともいえます。
これが逆転するような時が来るのでしょうか。今後が楽しみです。
タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 22:05| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年07月29日

JA福岡市 ExceltoCalcマクロ移行マニュアル2013版公開

JA福岡市さんが「ExceltoCalcマクロ移行マニュアル2013版」を公開されました。

http://www.ja-fukuoka.or.jp/libre/2250/

2012年版もあったようですが、改訂(追加)されてパワーアップしています。

このマニュアルはExcel VBAの利用者がLibre_Basicを利用するにあたって、つまずきそうな点が非常に丁寧に書かれています。利用者目線のすばらしいマニュアルですね。
たとえば、
■シートを番号で指定する時は左端を「0」と指定する
■PrivateとPublicに差異はないが記述しておくとよい
■End Sub・End Function を自分で入力する必要があります
■「マクロ選択ボタン」を使うとマクロの一覧が表示されます

など。

もちろんExcel VBAはほとんど知らない方もこのマニュアルを読めば、LibreOfficeでBasicを使う敷居がグンと下がると思います。

そして実用的なサンプルが用意されています。実際に動かして見ることができるのでセルやシートをどのように指定したらよいかといったこともコードを見て学ぶことができます。
サンプルとしては、
■複数の項目で並び替えするには?
■セルからの値取得や値代入など、よく使う命令
■設定セルから上に移動して値が入力されているセル位置を返します
■指定された範囲内を指定文字で置換します
■シート名からシート番号を取り出す
■小計の実行(2つの項目で合計を表示したい例)
■小計の解除
■シート名で印刷範囲指定後、印刷(セル番地で範囲指定)
■シート名で印刷範囲指定後、印刷(数値座標で範囲指定)

など。

LibreOfficeを使うだけでなく、今後の使用者のためにも還元しておられる姿勢が大変輝いて見えますね。


余談ですが…
JA福岡市さんのサイトを見てみますと、「博多じょうもんさん ネット市場」というページがあって、なんと化粧品が売られています。

https://www.ja-fukuoka.or.jp/shop/html/

タグ:LibreOffice
posted by matuaki at 17:51| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年07月26日

Apache OpenOfficeの脆弱性情報

Apache OpenOffice 4.0のリリースに合わせて、修正された脆弱性情報が提供されています。

CVE-2013-2189
OpenOffice DOC Memory Corruption Vulnerability
http://www.mail-archive.com/announce@openoffice.apache.org/msg00008.html

CVE-2013-4156
OpenOffice DOCM Memory Corruption Vulnerability
http://www.mail-archive.com/announce@openoffice.apache.org/msg00009.html

Apache OpenOffice 3.4系列以前をご使用の方は4.0へアップデートするとこの問題は解消されるようです。

LibreOfficeについては、以下のようなアナウンスがあります。

security related information, CVE-2013-2189 and CVE-2013-4156
http://listarchives.documentfoundation.org/www/discuss/msg09642.html

正確な情報は上記のメールを見ていただくとして、ざっと見てみますと

CVE-2013-2189はLibreOffice3.4.3以上のバージョンで問題は解消されている
CVE-2013-4156はLibreOffice 3.6.7/4.0.4/4.1.0 で回避できる

ということのようです。
3.4.3というと1年8ヶ月くらい前ですかね。

とりあえずOpenOfficeをご使用の方は4.0へ
ダウンロードはこちら
http://www.openoffice.org/download/index.html
posted by matuaki at 22:09| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

LibreOffice 4.1.0 リリース!

LibreOfficeの最新バージョン4.1.0がリリースされました。
LibreOfficeが登場してから6番目のメジャーリリースとなるバージョンです。

ダウンロードはこちら
http://ja.libreoffice.org/download/

リリースノートはこちら
http://ja.libreoffice.org/download/release-notes/
Debian/Ubuntuユーザーの方はインストール時に注意が必要なようです。

リリースアナウンスによりますと、「相互運用性」が高まっている点が挙げられています。
http://listarchives.documentfoundation.org/www/announce/msg00154.html
(日本語訳はまもなく)

Apache OpenOfficeの機能が取り込まれているのも特徴ですね。この逆つまりLibreOfficeの新しい機能をApache OpenOfficeに取り組むのはライセンス的に難しいようです。
どちらのよい所も使いたいと思われる場合は、LibreOfficeを選択する必要がありますね。

今回のリリースでは、AOOからサイドバーの機能も試験的に導入されていますが、それ以外にギャラリーやカラーパレット、グラデーションなども取り入れられています。図形描画関係をよく使用される方はかなりこのバージョンアップはうれしいのではないかと思います。

新機能の一覧はこちらからご覧になれます。
https://ja.libreoffice.org/download/4-1-new-features-and-fixes/

posted by matuaki at 18:07| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年07月11日

MS Office 2013はODFを開けたがる

Windows7にLibreOfficeとMS Office2013の両方を入れて使用(試用)しています。

そこで気になるのがODFファイルに対するMSOの挙動です。
どうもMSOはODFファイルを自分で開けたいようで、インストールするとODFフィアルをMSOに関連付けます。そのやる気は買いますが…その割にはきれいに再現できないorz。

インストール時にそのようになるのはMS製品ではよくある話なのであまり気にも止めずファイルの関連付けを変更しました。
そうするとWordを起動する度に以下のようなメッセージが表示されるようになりました。
「Microsoft Wordは、文書を表示または編集するために通常使うプログラムとして設定されていません。Wordで開くファイルの種類を選択しますか?」
Office2013_2_No-163.png

何やらここで「いいえ」を押すとWordで文書の表示や編集ができなくなるのではと思ってしまうようなメッセージ。でもこれは「*.odt」ファイルを扱う通常のプログラムをWordに設定していないので、関連付けを変えますか?というメッセージに過ぎません。
「今後このメッセージを表示しない」にチェックを入れれば毎回起動時にこのダイアログが表示されることはないのですが、一般ユーザーがここで「いいえ」を押せるでしょうかね〜。

Excelでも同様で、「Microsoft Excelは現在、スプレッドシートの表示や編集に使う既定のプログラムではありません。Excelで開くファイルの種類を選びますか?」というものがでます。
Office2013_2_No-164.png

LibreOfficeは無料でダウンロードできるし、MS Officeとも併用できるから気軽にインストールして使ってみて!といってもこの感じだとメールで送ったODFファイルも結局MS Officeで開かれてレイアウトが…なんてことになるんでしょうか。

MSのこのダイアログのメッセージは意図的に難解なのかと勘ぐってしまいたくなりますね。ファイルをどのソフトで開くかについてユーザーが自由に選択するという発想がないんでしょうか。
タグ:LibreOffice
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2013年06月12日

LibreOffice 4.1 新機能:グラフのSVG形式のエクスポート

LibreOffice 4.1の新機能として、グラフのエクスポートにSVG・PDF形式が加わりました。

これまでもエクスポートダイアログで、「SVG」をファイル形式に選択することはできたのですが、実際には正しいファイルとしてエクスポートできていませんでした。
今回は、これが可能になりました。

ベッセル関数のグラフをPNGファイルとSVGファイルにエクスポートしてみました。
300%に拡大した状況が以下の2つの画像です。

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2013年06月11日

LibreOffice 4.1 新機能:フォントの埋め込み-その2

フォントの埋め込み機能が搭載されるようになったLibreOffice 4.1。先日はWriterでどのような効果があるかを試してみました。新機能の紹介のページを見てみますと、CalcやImpressでもこの機能が使えるということで、Impressで試してみました。

LibreOffice 4.1 ReleaseNotes
https://wiki.documentfoundation.org/ReleaseNotes/4.1

Impressは作成したPCとプレゼンテーションを行うPCが異なるという場面が結構あると思われます。フォントの埋め込みでサイズが大きくなっても、USBメモリなどに入れて持ち運び、会場のPCにセットする。
これまではPortable版のLibreOfficeにフォントもセットしてプレゼンテーションを行なっていた方もあったのではないでしょうか。4.1のPortableが出れば、フォント埋め込みファイルをコピーするだけで再現性の高いプレゼンテーションを異なったPC環境でも行えるようになりそうです。

Ubuntuで作成したこのスライドをフォントの埋め込みなしとありで保存し、Windows7の環境で開いてみました。
LibO4.1_font05.png

結果は次のとおりです。
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posted by matuaki at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | LibreOffice

2013年06月07日

LibreOffice 4.1の新機能:フォントの埋め込み

LibreOffice4.1には「フォントの埋め込み」機能が追加されています。この機能はさまざまな環境で使われるドキュメントのレイアウトの再現性が向上し、互換性の問題を改善するのに役立つでしょう。

UbuntuとWindowsで試してみました。こちらがUbuntuで作成したドキュメントです。「VL Pゴシック」を使用しています。
LibO4.1_Font01.png

こちらがWindowsで「VL Pゴシック」はインストールされていません。
フォントを埋め込んでいない場合:

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